天草出陣!-2

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私は地面に転がり、両手をついた。 ブレイクの爆発により吹き飛ばされた砂漠は、地面がゴツゴツとしていて、掌が痛い。 ちゃんと手の感覚はあるんですよね。 神経が通っているので。 指先による繊細な感覚だけは、失いたくなかった。 だから私は両手だけは残したのだ。 指先による感覚は私にとって、スキルの種の範囲を設定したりなど、本当に重要なんです。 能力しか私にはありませんからね。 さて、ブレイクにも約束した事だし本気を出しましょう。 私は膝を立てて、立ち上がった。 「すみません。ガラにもなく、少し自分の身体能力を試したくなってしまいましてね。能力を使います」 そうだな。名前を付けるとしたら、開花能力乱れ咲きかな……。 私は胸に手を当て、血液ボンベの血を使用した!
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