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ブレイクは余裕そうに地面に肘をつき掌を頬に当てる。
「君は圧倒的な技で僕をねじ伏せた。それは認めよう。僕が負けるとは正直思わなかったよ。ヒャヒャ!」
「何が言いたいのですか?はっきりして下さい」
ブレイクは舌を出してニヤリと笑う。
「僕の中には君達新撰組の戦闘データが全て入っている。君は新撰組の中で最もやっかいだった。だから僕はあえて、広範囲の攻撃を繰り出し、君が僕を移動させるようにしたんだ。
そうなれば屯所の周りは手薄になる事は間違いないしね」
「まさか!?屯所に一気に攻撃を仕掛けているのですか?」
「チッ、チッ、チッ!それだけじゃあないんだな!甘い!本当の目的は……ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!」
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