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ギリ
笑ってないで答えて欲しいですね。
「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
僕の役目はお前を限りなく瀕死にさせる事。本当は命令を受けた時、殺してやるくらいに思ってたのになあ。悔しいな。
でも任務はだいたい成功かな。君、もう血も体力もほとんど残ってないもんね。
まさか僕が負けるなんて。
機械だから死は怖くない。
機械だから死は怖くないんだ。
そして……前座は終わりだ」
前座?
ほとんど壊れてきているように、ブレイクは言葉がめちゃくちゃになってきている。
「一体誰にそんな命令を…………」
「わらわじゃ」
この声は……。
右の方から聞き覚えのある声が聞こえ、私は視線をブレイクからそっちに向けた。
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