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工藤真文───────────
私達はどうなるのだろう。
もうそれは誰にもわからない事だった。
屯所に溢れかえる怪我人。みんなでカバーできる数ではない。
次々に押し寄せてくる傷ついた人達。
既にストックの血もみんなで全て使ってしまった。
「!」
建物全体を激しい揺れが襲う。
私が卑弥呼さんを見ると、卑弥呼さんは覚悟したように口を開いた。
「もうここは駄目ですわ。外へ出ましょう」
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