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その言葉と共に卑弥呼さんの周りには、一斉に回復班が集合する。
「怪我人はどうしますか！？」
側にいた元運営委員会の立花さんが卑弥呼さんに訊いた。
「なるべく外に出てもらいますわ。動けない人は手分けして、運んで下さい」
「駄目です！外は戦闘兵やモンスターがうようよいます！」
ちょうど外を確認して来た誰かが叫んだ。
「大丈夫ですわ。それは私が何とかします」
再び凄まじい衝撃が屯所を襲う。
どうやら運営委員会側は一気に総攻撃を仕掛けてきたようだ。
数十分前から外の様子が、一気に騒がしくなった。
卑弥呼さんが一人でボソリと呟く。
「どうやら坂本参謀がやられたみたいですわね」
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