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「わらわに勝つ?
笑わせるな。お前に限界が近い事は誰が見てもわかるわ」
「確かに限界は近いですね。でも私はあなたに勝ちますよ」
ピスさんは、水晶玉を持つ手とは反対の手を私に向けてきた。
「 ほざけ! 」
掌からは衝撃波が生み出され、凄まじいスピードで私に飛んでくる!
これも速い! 私は手を十字にして、防御に徹した。
「ぐっ!」
強く、重たい衝撃波が私を通過していく。
耐えた私は、十字を解いた。
今のは私が持つ重圧に似ていますね。
不気味な笑顔を浮かべピスさんは再び水晶玉を浮かべる。
少しくらいの犠牲は仕方ないですね。
私はフライシューズのエンジンを全開にし、刃が飛び出す水晶玉を持つピスさんに突撃した!
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