天草の全力と芸術

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水晶玉から出ている細く鋭い刃が腕の切断部から侵入し、突き刺さる。 想像を絶する痛みに、言葉にならない絶叫を上げる。 「ああああ゛あああァアアア゙アァアああぁァアアア゙アァアあああああぁああ!」 首も苦しい! 首を離されたわけじゃなかった。 身体が痙攣し宙に浮いた感覚を起こしただけで、実際ピスさんは私の首をしっかり持っていた。 切断部から侵入してきた刃は肉と骨を切り裂き、腕の中を徐々に進む。 「あぁァアアア゙アァアああああ゛あああ!」 「ハハハハハ!苦しいか?」 身体の中で肉と骨を切り裂く音が響き渡る。 焦点が定まらず、上下左右、視界は色が混ざり合いグチャグチャになった。 刃は止まる事なく、侵入を続ける。 やがて刃は付け根の肩まで進んだところで停止した。 息が自然と荒くなり、今にも意識を失いそうだ。 ピスさんの口から、信じられない言葉が出た。 「次は足を切り落とそう」
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