頂上決戦①

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「面白いもの……?」 皇子の顔は、何か企んでいるかのように嬉しそうな表情。 「そうだな。限りなく面白いものだ」 ……何を企んでいるんだ? これまでの出来事は非情かつ残虐。 こいつはsavanna GAMEの主催者なんだ。 どんな企みを考えているか検討もつかない。 画面を見ていた皇子はSGを仕舞い込むと、再び視線を俺に戻してきた。 「世界の崩壊まで残り約3時間。壊れ始めれば、あっという間に無くなってしまうパラレルワールド。偽物の世界は存在してはいけない。その概念に気づいた世界は自殺するかのように消えていく。はははは!」 惑わされるな。今は奴を倒す事だけ考えろ。 俺はフライシューズのエンジンをかけ、皇子からさらに距離をとった! 右腕に光線を放つための光を密集させていく!
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