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時空の穴が身体一つ分開いたところで、突っ込むように俺は穴に入った!
穴を潜り抜け、視界が変わり、真文が目の前に現れる。
気配を読み取り 花道院の位置を確認すると、俺より遅れ まだ少し距離がある!
だが その位置から奴は“酸”を放った!
真文を乗せて花道院の攻撃を避ける時間はない!
かと言って 時空の穴を開き、“酸”を移動させる暇もないな……。
ぎりぎりか!俺は強く牙を噛みしめた!
同時に花道院の酸が当たらないように、身体の側部を敵に見せた状態で俺は真文を包み込んだ。
真文の瞳は、戸惑いで満ち溢れていた。
「あ゛あ゛ああああああ゛あ゛あ゛あ゛ぁあ!」
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