運命の6分00秒

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酸が俺の身体に降りかかり、体の芯まで焼けるような痛みが襲う! 「ぐぅうぅう!」 煙が立ち込め、腹部に死にそうな程 強烈な痛みを感じた! まずい! 花道院の方を見ると、新たに酸を放とうとしている。 分裂した花道院も 今の状況を見てか、一斉にこっちへ向かってきていた! 身体が焼ける痛みを堪えて、俺は包み込んだ真文の背後に時空の穴を開いた! 真文はそれをすぐに察し、穴の中へ入る。 俺もそれに続き、時空の穴へ飛び込んだ! とりあえず離れた場所へ! 渦巻く穴は俺を吸い込む。
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