265人が本棚に入れています
本棚に追加
「何やってるんですか!?退いてください!」
後ろから迫る渋谷の殺気は、針のように俺の背中を突き刺す。
「こいつら、運営委員会は優君を゛!」
わかってる!わかってるから!
俺だって悔しいんだ!
こいつを倒すための鍵となるのは お前しかいないんだ!
「きょくちょおおお゛おおおお゛お!」
怒り狂ったように叫ぶ渋谷の声が、部屋全体に響いた。
「い い か ら 聞 け!」
「生きているかはわからないが、この下に古手川がいる。あいつと協力して、屯所にある虹玉をここへ持って来い」
「ほう。気付いたか……」
.
最初のコメントを投稿しよう!