頂上決戦②

20/23
前へ
/36ページ
次へ
「何やってるんですか!?退いてください!」 後ろから迫る渋谷の殺気は、針のように俺の背中を突き刺す。 「こいつら、運営委員会は優君を゛!」 わかってる!わかってるから! 俺だって悔しいんだ! こいつを倒すための鍵となるのは お前しかいないんだ! 「きょくちょおおお゛おおおお゛お!」 怒り狂ったように叫ぶ渋谷の声が、部屋全体に響いた。 「い い か ら 聞 け!」 「生きているかはわからないが、この下に古手川がいる。あいつと協力して、屯所にある虹玉をここへ持って来い」 「ほう。気付いたか……」 .
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

265人が本棚に入れています
本棚に追加