頂上決戦②

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刀身が血で染められたような赤い刀。 構えられた刀は、おびただしく赤く発光し始める。 皇子の薄い唇が小さく開く。 「時間が来た。面白いものが来たぞ。少し予想外だ。だから君は見れない」 ほのかに笑う皇子。 面白いもの? 「ここで死んでもらうからな……」 その矢先に振り下ろされた赤く光る刀! 硬直した身体に慌てて命令し、俺は右腕に装着した虎徹を動かして、防御態勢をとった! しかし、ガードは間に合わず、左肩に赤い刃が食い込む!
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