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『彼は特別なスキルの種を管理している。
それが“ノア”のスキルの種。
その種は……真実を暴いた時にわかるわ。
これが今、言える限界』
ノアは申し訳なさそうな顔をして、俺に頭を下げた。
「わかった。最後まで、内容はよくわかんなかったけど、過去を見て、謎を暴くだけだろ?
それなら俺にも出来る。簡単だ。いいか?闇刀」
『……かまへんで』
『それなら、まずあなたを飛ばすわ。
飛んだ後は、あなたが望むように』
ノアはそっと手を伸ばし、俺の腹に掌を当てる。
『ありがとう』
お礼を言いながらも、ノアの表情は悲しみで溢れている。
わかんねえな。
「──!」
再び視界が、白い光で埋め尽くされ始める。
これからどうなるんだ!?
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