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何かあるはずだ。
しばらく、局長と皇帝ならぬ土方副長のやり取りが続き、それは意外にもすぐに答えが出た。
局長の言葉が正体を見破ったかのように、皇子と名乗った男の顔が歪み、別人の顔へと変化していく。
変装……?皇帝は変装が出来るのか。
ノアが言いたかったのは、今まで皇帝が誰かになりすましていたという事だ。
それなら理屈が通る。
皇帝は今まで新撰組の中に紛れ込み、仲間を演じていた。
薄々、そんな気がしていたけど、まさか完全に別人になれるなんて……。
でも、何でそれが究極擬似体の存在と繋がるんだ?
まだまだわからない事が多い。
もうここは大丈夫だな。
次は……。
どこにしよう……。
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