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『運命は偶然なのか?必然なのか?
それは神である私にすら、わからない。
でも、信じられない事に運命は運命を結びつけた。
闇刀の所有者であるあなたが、仁君の友達だった事。
友達の役に立ちたいと切に願い、育てば、私の回復能力に匹敵するスキルの種を手に入れた女性。
未来から来た貴族が昔、あなた達と関わりがあった事。
私が選んだ彼を強くしてくれた心強き女性。
運命は何もかも、決められたように働いていた。
私が何をするわけでもなく。
あなた達は様々な困難に立ち向かい、ここまで来た。
本当はもっと早く話すべきだったのかもしれない。
本当にごめんなさい。
世界を守るか。
それとも終わらせるか。
それは今の状況だと、あなたに託すしかない。
私の計画は全て潰された。
あなたが真実を暴く事によって、私の力は強まる。
それが皇帝も知らない最後の手段。
選びなさい。
あなたは真実を暴きますか?』
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