少年の世界

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 軋むベッドから体を起こした。  ふう、とため息を吐くと空気が揺れた。  考え事をしていたらいつまにか眠ってしまったようだ。  何を考えていたんだっけ?  忘れてしまった。  窓の外は相変わらず曇って、霧がかっている。  今は何時だろう?  壁時計に目をやるともうすでに昼を回っていた。
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