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そう思い電話しようとしたが、友達はバイトで忙しくなると言っていた事を思い出し、仕方なく我慢をする事にし、風呂は温泉でも行ってさっさと寝てしまおうと決めた。
まさか.........あんな事になるなんて...。
安い温泉を見つけちゃちゃっとすませ帰宅した。さすがに風呂場には近ずきたくないので風呂場にはいっさい手をつけないで飯を食べ歯磨きして就寝につく。時刻は午後8時。早いけど寝て夢の国に行ったほうがましだ。
あれから何時間たっただろう...。
ふと目が覚め時計を見ると深夜を廻っていた。「まだこんな時間か......余裕で寝れるな。」なんて考えて再び眠りにつこうとしたその時、
ガリガリガリガリガリガリッッ............
「なんだ?。」なんの音だろうか。
隣か?それとも俺の部屋の中?......。
静かに耳をすましその音を静かに聞く。
どうやら俺の部屋の中から聞こえてくるようだ。
誰かいる......。 あ、そういえばあの時風呂場を掃除する時、排水口から出てきた長い髪に驚いて鍵をかけずダッシュで外に走っていってしまったことを思い出した。
「やっちまったぁ......変な奴家にあげてしまった......。」
仕方ない、そいつ捕まえて追い出そう...。相手に気づかれないように電気もつけず何か、武器になるものを手に持ち音のする方へ静かに歩みよる。
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