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涼風さんは何も言わずにオレと目をそらした。
…。
もし、涼風さんが夢に出て来た子と同じなら、話しをしたい。
―チャイムが鳴る。
「悠太! 帰ろうぜ!!」
「一真…。 悪い、先帰ってて。 用事ある。」
「うん、わかったぁ。」
…さて、涼風さんと話しをしなきゃ。
―学校の裏庭に涼風さんはぼんやりとしていた。
「…!」
涼風さんがオレに気づく。
オレは構わず話しかける。
「…あ、あの……。」
「ねぇ、東京には居ないんだね。」
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