プロローグ

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20XX年…世界は核の光に包まれ…おっと、違った ここはとある森の奥、うっそうと生い茂った木々のお陰で視界は悪く更に至るところにモンスターの姿が見えている その近くにある泉にて巨大な水柱が上がる その側に三人の人影があった、三人は泉から上半身だけが見えている魚型のモンスターから少し距離をとり、モンスターの動きをうかがいながら武器を構える、それぞれ刀、ソード、釣竿 タカミズ【マーク、いくら見た目が魚だからって流石にあれに釣竿で対抗するのは無理じゃね?】 マークII【リーダーならいけるいける】 そう言いながらマークIIはタカミズに向かって釣竿を向けた タカミズ【いけねぇよ、つか釣竿使うの俺かよ、普通に武器使えよ】 しかし流石に釣竿を使うのは嫌なのかタカミズはそれを拒みソードを握り直した 二人のやり取りを横目で見ながら刀を装備している男がぼそりと呟く ギル【リーダーならフンドシで戦える】 タカミズ【無理に決まってんだろ】 そんな事をやっている間にのけ者にされていたのが気にさわったのかモンスターは咆哮を上げ、それに呼応するかのように水柱が上がり更に槍に近い形に変わっていく 水属性の初級魔法【ウォーターランス】 見たままそのままな技名であるが威力はそれなりにあり序盤では重宝する魔法である
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