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セイ【弓最高!!】
その言葉と共にミサイルランチャーの直撃を受け爆発に飲み込まれるセイであった
タカミズ【リセ…準備はいいか?】
リセ【いつでもいいよ】
二人はそれぞれ剣と刀を持ちバレッタの目の前に到着し攻撃をしようとする…がバレッタがニヤリと笑い二人の後ろから災厄の欠片が現れ二人を拘束する
バレッタ【ここまで来たことは誉めてやろう…だが…ここまでだ、貴様等には特別に特等席で奴等がくたばるのを見せてやろう】
バレッタの両手に集まるエネルギーは凄まじく、もはやいつでも放てると言いたげに二人を交互にみる
バレッタ【まずは…貴様等の体を動けなくしてやろう…自爆するのだ欠片共】
バレッタの命令により災厄の欠片が爆発を起こしタカミズとリセを包み込む、爆煙によりまだ見えないがその爆発により二人の体はボロボロになってしまったのは明白である
しかし、事実は違っていた…爆煙の中の二人は傷ひとつ負っていなかった
タカミズ【お前…】
イヴィル【へっ…へへ…たく…らしくねぇなぁ…まさか身代わり引き受けちまうとは…俺もどうかしたかな…】
リセ【体力も半分以上はある、傷も浅いから命に別状はない…けど…】
イヴィル【あぁ…大丈夫だ、右腕一本無くても俺は平気だぜ】
そう、爆発に飲まれる直前の二人の間に飛び込み欠片を強引に引き剥がしたイヴィルの右腕は爆発の衝撃で失われていた
イヴィル【頼む…あいつを…みんなの…仇を…俺の…両親…の…仇を…】
そこで痛みによりイヴィルは気絶してしまった、どれほど強大な力を持っていても限界はあるのだ
タカミズとリセは互いに武器を構えバレッタがいるであろう方向へと向ける
爆煙が晴れるよりもはやく、そして強く二人は飛び出しバレッタを斬り抜けるのであった
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