第8話…激闘!!奇怪龍バレットドラゴン第三形態…

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バレッタ【がっ…バカな…なぜ…】 心底驚いた表情のバレッタは攻撃を受けよろよろと後ずさる タカミズ【お前にゃわからねぇさ…人間の力を…なめんじゃねぇよ!!】 リセ【うちらのことを侮ったのがあなたの敗因】 タカミズ【これが!!】 リセ【うちらの!!】 タカミズ&リセ【ラストアタックだ!!】 タカミズ【絶華(ゼッカ)!!】 リセ【繚乱(リョウラン)!!】 二人が交互に斬り抜けを繰り返し最後は互いの剣と刀を交差させ衝撃波を打ち出す、衝撃波を打ち出す瞬間二人の後ろに一瞬だけだが若い男女の姿が二人と同じ技を放つように現れた…そしてその衝撃波はバレッタを貫通し後ろの壁にまで刻み込まれる バレッタ【ぐぁぁぁぁぁぁ】 バレッタのライフが0になり存在が消滅を始める、爆散エフェクトではなくポリゴンが弾けるように少しずつ存在が消えていくのである バレッタ【災厄…は…俺だけじゃない…我は…末端に…過ぎぬ…俺を倒して…いい気に…なるなよ…人間…風情がっぁっぁぁっぁぁっぁ】 断末魔の如く叫びをあげ消え去っていくバレッタは最後の反撃としてエネルギー玉を地面に向けて投げつける、その手からエネルギー玉が消え去った瞬間にバレッタの存在は完全に消え去った タカミズ【まずい!!全員退避!!全力で逃げろ!!】 タカミズはイヴィルを抱えリセと共に走り出す、エネルギー玉が地面に着弾し爆発が辺りを包んでいく 二人は走るが疲労もあり途中でリセが足を躓き転倒する、それをタカミズが抱えようとするが流石にイヴィルとリセ両方を抱えるには難があった タカミズ【マジでフンドシールドの出番かなぁ】 リセ【まったく…うちはほっといて逃げればよかったのに】 タカミズ【仲間見捨てるぐらいなら一緒にくたばった方がマシだよ】 二人は軽く笑いあい迫り来るエネルギーを眺めるのであった
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