21人が本棚に入れています
本棚に追加
ミミック【我々は元々…この地下に住んでいた、この地下の半分をヒューマが、半分を私がおさめ管理していたのだ】
そして周りには元々のこの地下の風景であろう一面森の風景が広がった
ヒューマ【私とミミックは元は敵対していたんですよ、戦争までは行かずとも互いにやり方が気にくわなくて】
ミミック【当たり前だ!!朝昼はパン夜は飯でいいだろう】
ヒューマ【栄養に問題があるといってるのです、朝と夜はご飯、お昼にパンを食べればいいのです】
タカミズ【敵対してた理由って…それ?】
ミミック【うむ】
ヒューマ【えぇ】
しょうもなぁ…とは誰も口には出さなかった、流石に空気は伝わってくるが口には出さずに飲み込んでいたのであった
ヒューマ【東を我ら昼パン連合が】
ミミック【西を我ら夜飯連合が統治していた】
イヴィル【それで飯時にいつもパンと飯が一緒に置かれてたのか】
どうやらイヴィルにも話していなかったようでイヴィルもはじめて聞いたと声を漏らした
ヒューマ【しかし、あるときに事件は起こったのです】
すると映像が切り替わる、東側の景色が一変し焼き尽くされたかのように…そう今の状態になっていたのだ
リセ【これが災厄の…バレッタの力…】
ヒューマ【いえ、違います】
リセ【えっ】
ヒューマ【森で昼食にパンを焼くために起こした火がこちら側の森を焼きつくしてしまったのです】
ブロンTさん【話がかわってませんかねぇ…】
セイ【確か災厄によってこのフィールドの半分がとか言ってなかったっけ】
ヒューマ【流石にあの場でそれを説明するのもはずかしかったので…事実は最悪の事態によって…です】
ヒューマは気まずそうに鼻の頭をポリポリとかきそっぽを向くのであった
最初のコメントを投稿しよう!