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ミミック【まぁ…それでだな、ヒューマが助けてほしいと言ってきたので…ほっとくわけにもいかずに助けたのだよ、そして我らは互いに惹かれあい、気付くと恋人になり夫婦になっていたのだ】
ヒューマ【あの時のあなたかっこよかったわ】
ミミック【はっはっは…照れるじゃないか】
タカミズ【って…お前らの馴れ初めを聞きたいんじゃねぇよ!!災厄について聞きたかったんだよ!!】
ミミックとヒューマは話がそれていることに気付きはっとした表情で互いをみて一度咳払いをする
ヒューマ【実は…私と彼が夫婦になって少ししてからなのですが、この娘…イヴィルが迷宮の入り口に捨てられていたのです】
たなしょう【本当の娘じゃないんですか…】
全員がその事実にイヴィルへと視線を向ける、視線を感じてイヴィルは一度ため息をつく
イヴィル【俺が義理の娘ってのは昔からしってる、まぁ…育ててもらったし父さんと母さんはこの二人でいい】
恥ずかしそうに告げて目線をそらしイヴィル、それを聞き嬉しそうな表情になるヒューマとミミック…だがすぐに表情は険しくなる
ヒューマ【イヴィルを拾い、娘として育て五年の月日がたった頃だ…ヒューマに案内された者はわかるだろうが我々が研究塔と呼んでいた東側の巨大な塔がある】
リセ【もしかして…うちが落とし穴にはめられたあそこ?】
ヒューマ【そうです、その入り口の門を破壊し進入してきた者がいたのです】
ミミック【そいつは自分をこう呼んでいた、災厄の一つゼバイオス…と】
映像が切り替わる、門が破壊されそこに二つの影がある
姿こそ見えないが…両方黒いマントを羽織っていた
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