21人が本棚に入れています
本棚に追加
ミミック【そしてゼバイオスと名乗るそいつは光を放った…目をくらまされた我々はその光に包まれ…気付くとエネミーの姿に変えられていた】
みちか【相手の姿をエネミーに変える魔法…】
ヒューマ【私達はイヴィルを連れて逃げました…村の者達が私たちを逃がすために奮闘してくれたのです】
ミミック【迷宮の中に逃げ込んだ私達はイヴィルを一番奥のこの部屋に連れ込もうとした…だが…】
そして映像が切り替わる、ゼバイオスと名乗ったであろう者が黒い光を放つ、そしてそれがイヴィルを包み込み空中へと浮かび上がらせ隷属の紋を刻み込む
ゼバイオスの隣に立っていたのはバレッタであった、そのバレッタの手の中にイヴィルは吸い込まれていく
しおん【なるほど…それでイヴィルのレーヴァティンをバレッタが使えたんだね】
イヴィル【餓鬼の頃ってもよく覚えてるよ…体からどんどん力抜けていって自分の力が奪われるのを感じた】
ヒューマ【そして私達は互いにテレポートの呪文でその場を逃れたのです、イヴィル…あなたを助けれずに見捨ててしまったことを…許せとはいいません】
イヴィル【気にしてねぇよ…その時に無理してたらこいつらがここにいたかもわからねぇんだし】
ミミック【そしてゼバイオスはバレッタを封印した…イヴィルの力を奪うために…そしてまだ成長途上だったバレッタを更に強く成長させるために】
アローガンス【あれ…ちょっと待ってくだサイ】
りーる【成長途上だったって…バレッタはもしかして災厄の一つじゃない?】
ヒューマ【真相はわかりません…しかしバレッタは成長途上だったのは確かです、ゼバイオスがバレッタを完全な姿にするためにと言っていたので…】
ギル【つまり…バレッタは思い込んでただけの可能性が…】
全員が同じ思考にたどり着き息をのむ、もしもバレッタが災厄の一つではなく、災厄の欠片だったのならば…災厄とはどれ程の強さをもっているのか…と
最初のコメントを投稿しよう!