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ヒューマ【マスターにもこの力を…】
ミミックと同じようにリセに光を渡す、その光がリセの体の中に入り込む
ヒューマ【そしてこれはサービスです】
そして先程まで使っていた剣をリセに渡すヒューマ
リセ【ありがとう、この剣は返さなきゃいけないのかと思ってたから安心したよ】
ヒューマ【もとはレアな武器なので、大丈夫ですよ】
そしてヒューマはそう言うとリセを引き寄せる
ヒューマ【マイマスター…一緒にいれた時間は素晴らしかった…またいつか…一緒に旅をしたいと思うほどに…】
ヒューマは心の底からの言葉をのべる、リセもヒューマに同じ言葉を返す
そして離れる前にもう一度顔を耳元に近付ける
ヒューマ【大事にしているんですね…マスター、最後に一つだけ…アドバイスです】
そしてリセにだけ聞こえるように何かを発したヒューマはゆっくり離れる
ミミック【全員報酬は受け取ったな、では我々はそろそろ行こうか】
ヒューマ【はい…イヴィル…元気に生きていくんですよ】
イヴィル【俺も…連れてってくれよ…折角再会出来たのに…これでお別れかよ!!それじゃ俺はまた…また独りになっちまうじゃねぇかよ!!】
ヒューマ【駄目です…私達は娘の死を望んではいません!!】
ミミック【力強く生きよ!!そして未来を見届けるのだ】
イヴィル【嫌だ!!こんな地下で…一人で…独りで生きていくなんて…もう嫌なんだよ!!】
イヴィルの叫びが地下洞窟に反響しこだまするのであった
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