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タカミズ【おい、みんな聞いたか?】
ギル【これは聞き捨てなりませんね】
マークII【そうそう…ここまで来ておいてその反応は寂しいぞ】
セイ【マークさん…とりあえず降りてから喋ったら?】
マークII【降りかたわからんのですけど…】
ブロンTさん【電池切れを待つ】
マークII【いつ切れるんですかねぇ…】
話が前に進まないのをため息をつきリセがしびれをきらして本題にはいる
リセ【イヴィルさんは一人じゃないよ】
イヴィル【お前らは…一緒にいて楽しかった…でも…地上に戻っちまうんだろ?】
みちか【一緒にくればいいじゃない】
しおん【そうそう、一緒に地上に出て一緒にまた遊べばいい】
アローガンス【僕が遊んであげるよー】
りーる【アホガンスは危ないから隔離で】
アローガンス【そんなっ!!】
たなしょう【それに地上に出たら他にも友達出来るかもしれませんし】
イヴィル【俺には…地上に行けない理由がある…】
リッター【理由…イモウトミンを縛るならうちが許さない】
イヴィル【お前らも知ってるだろ…俺はお前らが言うところのNPCだ、NPCはその場所に縛られる性質がある…だから地上にでる手前で動けなくなっちまうんだよ】
そう、ここまで一緒にいて一緒に戦い心をさらけ出していたがイヴィルはNPCなのだ
タカミズ【NPCにしちゃ自分の考えとか…心を持っているよな…町にいるやつらとはまた違った心を】
イヴィル【最新のNPCシステムが組み込まれてるからな…俺達はどちらかというとAIに近い】
リセ【でも、権限はNPCに近いのね】
イヴィル【あぁ…そうだ】
全員が沈黙しイヴィルもうつむく…どのみち一人なら…独りになるぐらいなら…と
イヴィルは一歩ずつヒューマ達に向かって歩いていくのであった
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