episode162 バスタブの悪魔
2/30
読書設定
目次
前へ
/
30ページ
次へ
「さあ、身体を綺麗にしよう」 あとは思い切り湯を注ぎ入れ 呆けた愛玩犬のために バブルバスをこしらえてやった。 外したがらない首輪を残して 赤いロープだけ抜き取ると 「――入りな」 優しく手をとってバスタブへ導く。 浮かない顔。 「少しは笑えよ」 目元にかかる黒髪を かきわけるように乱暴に撫でてやると。 和樹はその手を掴んで――。
/
30ページ
最初のコメントを投稿しよう!
242人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
290(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!