七不思議

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私達が学校に入ると下駄箱がありました。 「学校に入ったら下駄箱があるのは普通じゃん」と思った方も多いかもしれません。 しかし下駄箱であって下駄箱にあらずなのです。 何故なら入っているものが普通では無いからです。 入っていた物は人の生首。 しかも霊感を持つ男Aと女Bが「これは幽霊では無い。普通の死体だ」と言っていたのです。 さらにここの七不思議に下駄箱に関する物はありません。 不思議に思いながらも、進んでいくと最初の七不思議「歌う人体模型」がありました。 確かに歌っています。 しかし、歌が聞いた事が無い曲でした。 私達はあんまり深追いはせず、次の七不思議に向かいました。 しかし、不思議なことがありました。 ペタペタと言う足音が上から聞こえたこと、そして霊感を持つ男Aと女Bが上を向いたと思ったら真っ青になり下を向いたこと。 私は男Aに何かいたか?と聞いたら「気がついとらんフリしといたほうがいい」と小声で言ったことです。 私は不思議に思いながらも、何かの気配を上から感じていたので気がついていないフリをしました。 今思うとあのとき気がついていたら危なかったと思います。
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