第1章

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「もうあなたの仲間は全員捕まりました!無駄な抵抗はやめておとなしくでてきなさい!」 「こっちには人質が大量にいるんだ!こいつらがどうなってもいいのか?」 「ねえ、犯人さん?さっさと終わらせてくれませんか?僕達受験生なんで、勉強しなきゃいけないんですよ。」 「ば、ばか!なに刺激してんだよ!」 「でもそれは俺も思うわ。」 「だよねー。こんなことするような人と違って私達は社会に必要とされてるからあ。」 「お前ら一回黙って!相手は銃持ってるんだから!」 「てめえら言いたいことはそれだけかあ?おい!警察聞いてるか?俺が逃げられるように車を用意しろ!早くしないとこいつらが……死ぬぞ?」 「お前!生徒には手を出すな!」 「あんたこいつらの先公かあ?いいぜ、あんたからやってやるよ。あと……10分だ 、タイムリミットはな。」 「け、警察の方々ー!急いでください!あと10分で殺されますう!」 「先生せっかく格好よかったのに台無しだよ……。」 「てめえらは先公の次だ、覚悟しとけよ?」 「車くらいすぐ手配出来るでしょう、あなたは誰も殺さずに逃げられますよ。」 「そうだそうだー!警察なめんなー!」 「お前はなんなんだよ……。」 「車が用意出来たぞ!早く人質を解放するんだ!」 「ちっ、誰か殺したいのに……。そうだ、お前生意気言ってたよな?車まで人質としてついてこい。」 「ふっ、いいでしょう。」 「絶対手を出すなよ?」 「分かっているさ、やったらやられるからなあ。」
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