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晴れてカップルとなったはずだったのに、それから何の変化もなく毎日は過ぎていった。
もしかして、何かの罰ゲーム?
それとも、からかっただけ?
いや、彼はそんなこと......する人じゃ、ない...多分。
ただ一つ、気付いた変化。
それは、よく目が合うようになったこと。
けれど、目が合うとなんとなく気まずくて、すぐに目を逸らしてしまっていた。
一度だけ、彼から電話がかかってきたことがあった。
お母さんがニヤニヤしながら、『溝端くんって男の子から電話だよ』って言われた時には、クラクラして倒れそうだった。
あまりにも舞い上がっちゃって、何を話したのかなんて覚えてない。
.....けれど、それから溝端くんからは一度も電話が掛かってくることはなかった。
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