第3章 トイストーリー・マニア

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その後はあっという間だった。 エブリスタの仲間の話は尽きない。 とても楽しい時間を過ごした。 『トイストーリー・マニア』は最悪だった。 「あはははは。あはははは。お腹痛いです。」 狼歩さんは大爆笑。 「もぉ!きっと壊れてたのよ!」 と膨れっ面の蒼井。 「あはははは。それにしても0点はなくないですかぁ?」 「だから下手だって言ったじゃない!」 と狼歩さんがあまりに笑うから、軽く背中を叩いた。 「あはははは。蒼井さん。それで叩いてるの?本当に力無いなぁ。」 蒼井の手首をキュッと握って、まだ笑ってる。 「もぉ!狼歩さんがこんなに意地悪だって知らなかった!」 「ごめんなさい!でも、あはははは。」 狼歩さんは、握った手首を離して、お腹を抱えて笑い始めた。 「狼歩さん!大嫌い!」 私は、一人前をスタスタ歩いて行った。image=495166433.jpg
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