第4章 タートル・トーク♪

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「うほ~~~♪イケメン兄ちゃんは言う事もキザだね~~~♪」 とちゃかされた。 「で、イケメン兄ちゃんも何か人生の先輩の俺様に質問あるか?」 と偉そうにカメのクラッシュは言った。 「はい。大切な人の心を軽くする方法は何ですか?」 さすがのカメのクラッシュも、突拍子もなく、漠然とした質問に困っている様だった。 「……………。まぁな。まぁ。チューでもしとけ!」 と言ったら、ナンヨウハギのドリーがカメのクラッシュのほっぺたにチューをした。 「おい!止めろドリー。」 と小芝居を繰り広げて、 「あはははは。」 と観客席が笑いに包まれてる頃。 (ちゅっ。) 私のほっぺたに狼歩さんが軽く触れた。 真っ赤になって、私はその後のショーの記憶が全くなくなってしまった。 そのまま、固まっている私を見て、クックックって声にならない笑いを堪える狼歩さんがいた。 image=495167301.jpg
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