大切な君へ

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『大切な君へ』 あれから数年経って 顔をあわせることもなくなって でもまだぽつんと残ってる 君にもらった大切なもの 最初に手放したのは 自分だったけど あとから気づいた 抑えきれないくらい 大きくなっていた この気持ちに 君のことが大好きだった 誰にも負けないくらい かけがえのない存在 だけど今はちゃんと心から 思えるようになった 幸せでいてくれてよかった 久々に偶然会った すっかり大人になった君の横顔 視線があっても今は違う あの頃の自分たちとは 言い訳とか理屈とか そんなのは全部捨てて また取り戻したいと願ったけど 君の心はもう届かないところに 動いてしまってたね 君のことが大好きだった 誰にも負けないくらい かけがえのない存在 だけど今はちゃんと心から 思えるようになった 幸せでいてくれてよかった いつまでも 君は僕を照らしてくれる 昼日中の流れ星。
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