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『…
ゆみは言った。
「だから何!?
私は自分が信じる道を行く。
たとえそれが、
間違っていたとしても。」
…』
ゆみはいつも正しい。
私はそう思う。
迷いなく己が信じる道を行く。
まっすぐで強くて、純粋な少女。
「うらやましい…」
私もゆみみたく素直だったら、
翔にちゃんと言えてたら、
なにか変わっていたのかな…
「なにがうらやましいの?」
「きゃっ!?
…し、翔!?」
「よぉ!」
そこには、
屈託なく笑う翔がいた。
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