第1章

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「教室の戸を開けたら、そこには」。 誰も居ませんでした。 私は学校が大好きです。 大好きな学校に、私以外の人達が居るのが許せませんでした。 だから全員消えてもらいました。 私は自分の席に着いて。 “自習”と大きく書かれた黒板の字を確認してから、時間割りに従い自習を開始しました。 私は学校が大好きです。 今日も明日も明後日も。 大好きな学校を一人占めにします。
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