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B「もうすぐだね。」
A「そうね。」
B「もうすぐで君は行ってしまう。」
A「そうね。」
B「もう少し…いてよ?」
A「無理よ。」
B「寂しいよ…。」
A「次の娘が来るじゃない。」
B「君がいいんだよ。眩しくてキラキラ輝いている君が。情熱的な君がいいんだ。次の娘は…なんだか辛気臭くて…。あの娘といても…休まらないし。」
A「憂いを帯びているだけで、辛気臭くはないわよ?それならその次の娘に期待したら?」
B「もっと嫌だよ。冷たいんだもん。」
A「それなら、更にその次の娘はどう?本当は私よりその娘の方が好きなんじゃない?ほんわかしていて優しいものね。」
B「……。」
A「…否定しないのね。じゃ、そろそろ私行くから。」
B「い、いや待って!た、確かに彼女は魅力的だよ!でも君だって!いや君の方が!ねえ待って!行かないでよ!まだやり残したことが!」
A「やり残したこと?」
B「海やプール、花火に」
A「大量の宿題?」
B「オーイエス!」
A「バーカ!」
B「えへ。」
A「毎年毎年…あなたって人は。」
B「来年こそちゃんとする!」
A「毎年同じ事言ってる。」
B「えへへ」
A「時間よ。私行くわね。アキと交代するわ。」
B「ま、待ってー!なっちゃーん!夏ちゃーん!終わらないでー!夏ー!夏休みー!!!」
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