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「ちょ、何をしてるんですか! 雄大?」
「えー?! もっとしてって言うから」
「はい? ちょっ! あ、あぁぁンっ!」
寝ぼけている譲はさっきまで甘い声を上げてフワフワと夢の中でよがっていた時とは違って、顔を真っ赤にして困惑している。
甘えてくれる譲もいいし、この真っ赤な顔で慌てているのに、身体がちゃんと俺を欲しがってくれるやらしい譲もいい。
つまり寝込みを襲うのも、普通に襲うのもどっちも楽しい。
「譲……おはよ」
「おはよ、じゃっあぁ! な、いですっン! あ、ん!」
ビクビクと揺れる腰が指に合わせて動き始める。
やらしくて綺麗な譲の全部にもう夢中だ。
「あ、ン……あ、やぁ……ダメそこ」
譲の好きな場所を指で抉ると、肌が一気に桜色に色付いた気がする。
「雄、大……やぁ、も……」
俺の指を覚えている身体がもっともっとってせがんでくれる。
昨日も味わったはずの熱をまた欲しがって絡まる。
目が合うと首を引き寄せて、さっきまで閉じていた綺麗な唇が舌を覗かせた。
ねだられたものをその舌に与えると、嬉しそうに締め付けてくれる。
「譲、中、熱い」
「ん、欲しい……雄大、の」
俺を迎え入れるために開かれてた脚が腰に回って誘ってくれた。
「ん、あ……あぁぁ――――!」
潤んだ瞳がカーテン越しの柔らかい光に揺れて、うっとりするくらいに綺麗だった。
「あ、んもっ雄大っ! あ、あ、あぁ」
「イかせて?」
「ん、あ、ぁっ! 雄大、あ、やぁ……っ!!」
頷きながら舌を絡めて、絶頂を迎えた啼き声をお互いの喉の奥へと閉じ込めた。
「んっン……あァァ……っン」
熱を味わってくねる細い腰がやらしくて、というよりどこもかしこも朝日の中でくっきり浮かび上がる全部がやらしくて
あまりにも夢中になってしまうその身体から離れたくなくて
苦しいくらいに譲の唇を塞いでいた。
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