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「今度は桜香ちゃんが俺の仕上げして」
「え……」
私は恥ずかしくて震える手で、蓮くんの身体を手でゆっくりと撫でていく。
一点で止まった私の手を取り、そっと導かれる。
私が触れていくと、蓮くんから声が漏れ始めた。
「桜香」
その声に反応して、私の甘い蜜も溢れるのがわかる。
私の手の動きに合わせて、蓮くんの息が荒くなり、声を漏らしはじめた。
我慢しているのか、切ないような苦しいような顔。
その顔と声に私は我慢ができなくなる。
さらに手の動きを早めようとしたその時、蓮くんの手が私の手を止めた。
「ま、ま、って。降参」
そう言うと、シャワーで2人の泡を流した。
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