第4章 あたたかい日々

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ちゃぽーんっとお湯の音が響く。 さっきまでとは違い、静かに2人は密着した身体の心地よさを感じた。 お風呂を上がり、それぞれ身体を拭いていたところで、ハッと気付いた。 ……新しい下着や服を用意するのを忘れてた。 「ん?」 蓮くんが私をのぞき込む。 「あ、ちょっと、新しい下着、取ってくる」 脱衣所から出ようとすると、パッと腕をつかまれる。 「いらないよ」 そう言うと、蓮くんはまたお姫様抱っこをした。 今は2人とも何も身につけていないのに。 「ね、恥ずかしいよ」 「すぐ脱ぐんだから、このままでいいの」 もう。さらっと恥ずかしいこと言うんだから。 そのまま蓮くんはベッドルームへ向けて、歩き始めてしまった。
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