プロローグ

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就職して1年目の夏に、高校の頃から付き合っていた彼、神野篤仁(じんのあつひと)から別れを告げられた。 理由は「好きな人ができたから」 自分がつまらない女だから振られたんだと思った。 それから私は仕事に没頭した。 ずっと憧れていた仕事をすることができている。 日々変わることも多く、より多くの知識が求められる。 とても、やりがいのある仕事だ。 それに、新しい友達もでき、毎日それなりに楽しく過ごしていた。
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