転校生なのかっ!
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教室の戸を開けると、そこにはさみが落ちていた。 私は、はさみを拾い上げ、 「このはさみ、だれのー!」 教卓の前まで進み叫んだ。 はさみが私の手からこぼれて、教卓の上に落ちた。 そして、はさみが直立した。 「転校生の刃佐見と言います、今日からよろしくお願いします」 はさみが一礼した。 みんなは・・・ 全員拍手をして刃佐見を歓迎した。
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