第1章

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うだるような夏のなか蝉の声が響いている今日この頃… 暑さから逃げるようにバス停に入った。先客がいるようだ。 B「お前か…」 A「お前ってなによ!?失礼なやつ」 B「本読むとか意外だな。」 A「意外ってなによ!?意外って…」 ああぁああぁあ!!こんなこと言いたいわけじゃない。せっかく会えたのに… B「ねぇ」 A「ん~?何」 B「こっち見ろよ///」 顔を上げた君と目が合った。夏の風が髪を揺らした。
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