第二話

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もはや悲鳴になった声であたしは聞く。 「だから来なくてもいいと言ったのに」 野田さんは少しめんどくさそうにそう言い、エンジンをかけた。 「こんな事になるなんて聞いてなっ……キャァー!!」 突然猛スピードで発進したトラックにあたしは本当に悲鳴を上げたのだった。
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