フィーリングカップル5VS5

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おばけが…背中に!!いやっ、怖い!! 「落ち着け、りお!」 「やだっ、奏さんっ…」 背中におばけの手が……ねっとりと張り付いて… 「おばけの手…と、取って、とってお願いっ!!」 怖い、もうダメ… だって…背中を撫でてる… 「落ち着け、りお!」 必死で奏さんにしがみつく。 恐怖で何も考えられない。 奏さんの手がわたしの両手を掴んで、ハッとした。 わたしの手はいつの間にか前のボタンを外してた。 「頼む、落ち着け!」 「……奏、さ、ん?」 抱き締めるように首に、耳元に奏さんの息がかかる。 その苦しげに絞り出される声音に我に返った。 わたしはメイド服のボタンを引き千切らんばかりに引っ張ってた。 あ。 下着が見えてる。 もう少しでわたし脱いで…… 奏さんは小さな声で「少し我慢しろよな」って言うとボタンが外れた襟の隙間から背中に手を入れた。
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