フィーリングカップル5VS5

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そんな。だって…… わたしの押したボタンが……そんな。 「おおっ!!これまたカップルの成立だ!!」 榊さんが顔色をなくす。仁さんがその隣でイスを倒して立ち上がった。 樹とカップルなんてそんなはず。 キスすることになるなんて思いもしなかったから。 ガタン、立ち上がって奏さんを見た。 違うの。こんなはずじゃなくて。 樹は可愛い先輩を選んだはず。何かの間違い。 「さあ、みんなの前でキスを!!」
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