第1章

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B「はまりすぎだろ。カンペキ女子高生だって」 A「ズラってバレバレじゃね?胸も、ちょっと盛りすぎた感」 B「なにを!理想的JKここにあり!」 A「…おまえにそう言われるとキモい」 B「キ、キモいのはおまえだ!小指立ってるし。あとなにその絶妙な内また加減。練習したとか言うなよ」 A「……」 B「え、えぇ!?」 A「は、はやく撮れ」 B「お、おう。じゃ目線こっち。上目づかいで…もっと『付き合ってる感』だして」 A「…あのさ、美香ちゃんに直接聞けよ。『あの写真の男、誰?』って。こんな仕返しみたいなことしないで」 B「聞けるか。手帳覗いたのバレる」 A「ただのアイドル写真だろ、きっと」 B「おまえ許せるか、他の男の写真隠し持ってんだぜ」 A「あのな。そういうのは、ちゃんと告って、ちゃんと付き合ってから言え!バカ!アタシもう知らないんだからぁ!」 A・B「あ、美香ちゃん」
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