第4章

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「皆集金に出て行ったからね。 1人で寂しいんじゃないかって思って」 「ありがとうございます。 ずっと1人になれてたんですけど、龍さんといるようになって寂しいって思ってたところです」 正直な気持ちを伝えた。 「なずなちゃんは、どんなお母さんだったの?」 「えっと・・・」 幼い間はいつもお母さんのお店で過ごしてて、家では好きな料理を食べさせてくれて。 高学年からお留守番をするようになった。 学校へ出る前には戻ってきてて朝ご飯を用意や洗濯をしてくれて・・・
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