第5章

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すでに朝、乗ってきた車が停まっている。 運転手さんが窓から『乗ってくだせー』って。 ドアを開けると、龍さんが 「おかえり」 「ただいま」 運転手さんはビックリした顔で、ミラーから見ている。 「どこへ行けば・・・」 「あぁ、病院に」 「へい」 車は病院へ向かい進みだした。この時、病院から思わない事を告げられるとも知らずに・・・。
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