第6章

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お母さんの病室に向かった。 ピッピッ・・・ 機械音が響く病室。 「お母さん、やっと来たよ」 眠ったままのお母さんに呟く。 龍さんは驚いた顔で見ている。 だって管に繋がれた姿だから・・・。 ガラガラ・・・。 担当医が入って来た。 「須藤さんが来られてると訊きまして」 深刻そうな顔で言われた。
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