第6章

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車に乗り込むと『すみません、私の家に』とお願いした。 「大丈夫か?」 心配されるけど、治療費が気になった。 アパートに着くと、お母さんの部屋に向かった。 部屋の中で、やっと見つけた。 通帳は私名義とお母さん名義。 お母さんはずっとお金を残してくれていたのと、保険証券。 「お、お母さん」 だって保険証券はお母さんが高い保険料を払いながら私に残してくれていたの。 そして私のも・・・。 お母さんは死亡時5000万。 私には3000万。
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